受信トレイ(資料の仕分け)
LINE・資料依頼・直接アップロードで届いた資料を1か所に集め、「種類」「フォルダ」「仕訳ステータス」で仕分けます。仕訳する資料も、保管するだけの資料も、まとめて整理できます。
受信トレイとは#
LINE・資料依頼・直接アップロードで届いた資料が、すべてここに集まります。届いた資料を一覧で見ながら、種類(種別)・保管フォルダ・仕訳ステータスの3つで仕分けていきます。仕訳する資料も、登記簿のように「資料として残すだけ」の資料も、同じ画面で整理できます。届いたばかりの資料は 未仕分け として並ぶので、上から順に片付けていくイメージです。
3つの仕分け軸#
| 軸 | 内容 |
|---|---|
| 種類(種別) | 請求書/領収書/通帳/決算/登記/給与/契約/その他。送信者がLINEで選んだ種類や AI-OCR の推定が初期値になることがあり、いつでも手動で直せます。 |
| フォルダ | どのフォルダに保管するか。既定では送ってきた相手・経路ごとのフォルダに着地します。受信トレイから別フォルダへ移動できます。 |
| 仕訳ステータス | その資料を仕訳するか・したか(下表)。 |
仕訳ステータス(状態)#
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| 未仕分け | 届いたばかりで、まだ判断していない状態。既定。 |
| 仕訳する(着手待ち) | 仕訳の対象として、これから処理する資料。 |
| 仕分けしない | 資料として保管するが、仕訳はしないもの(例: 登記関係・参考資料)。 |
| 仕訳済み | 仕訳に紐づいた状態。AI証憑取り込み で仕訳化すると自動で付きます(手動では選べません)。 |
AIが示す「確認すべき点」#
会計コアのAIは、確信できるものはそのまま下書きとして提案し、迷う点だけを「確認すべき点」として表に出します。読めない箇所を黙って推測で埋めるのではなく、「ここを確認してほしい」と知らせるのが特徴です。受信トレイの各行には、確認が必要なときにバッジが付きます。
| バッジ | 意味 |
|---|---|
| 確認 N | 確認すべき点が N 件あります(科目の候補が割れている/税率が読めない 等)。仕訳は作れますが、登録前に確認してください。 |
| 確定不可 | 電帳法の必須項目(取引日・金額・取引先)が読み取れないため、推測せず確定できません。原本を見て入力すると解消します。 |
「詳細を仕分け」(鉛筆アイコン)を開くと、上部に 「確認すべき点」パネル が表示され、何を確認すればよいかが一覧されます。よくある確認点の例:
- 勘定科目の候補が割れている … 複数の科目が同程度に当てはまるとき。どちらかを選んでください。
- 接待か会議か … 原本だけでは判断できないとき(社外の方の同席=接待交際費/社内のみ=会議費)。
- 税率の確認 … 軽減税率(8%)の対象を含む可能性があるとき。10%と決めつけません。
- 登録番号 … 請求書に適格請求書の登録番号がない/確認が必要なとき(→ インボイス制度対応)。
- 重複の可能性 … 同じファイルがすでに取り込まれているとき(二重計上の注意)。
店名(取引先)の推測は、黙って採用しません#
OCRは店名で崩れやすいため、会計コアは崩れた店名を推測でそのまま採用しません。登録番号の照合や取引先マスタとの照合でも特定できないときは、「店名(取引先)を確認してください」として確認すべき点に出します。確信を持って著名な事業者名へ正規化できた場合だけ下書きに採用し、それ以外は必ず人の確認に回します。
明細(OCR下書き)と「軽減税率 混在」#
「詳細を仕分け」(鉛筆アイコン)を開くと、確認すべき点の下に 「明細」パネル(折りたたみ)が表示されます。展開すると、OCRが読み取った品目ごとの行(名称・数量・税率・金額)が並びます。8%(軽減税率)と10%が混在している資料には、見出しに 軽減税率 混在 タグが付き、税率の取り違えを一目で気づけます。
絞り込んで探す#
- ステータスのタブ: 上部の「未仕分け/仕訳する/仕訳済み/仕分けしない/すべて」で切り替えます。最初は「未仕分け」が開きます。
- 絞り込み: 種類・経路(LINE/資料依頼/直接/システム)・ファイル名で絞り込めます。
- 取引日・金額のメタは 電子帳簿保存法 の検索要件にも対応します。
1件ずつ仕分ける#
一覧の各行で、その場で仕分けられます。
- 種類・仕訳ステータス: 行内のプルダウンから直接変更できます。
- ダウンロード: 資料名のリンクまたはダウンロードアイコンから取得します。AI-OCR の抽出がある資料には「OCR」バッジが付きます。
- 詳細を仕分け(鉛筆アイコン): フォルダの移動、取引日・金額(電帳法の検索メタ)の入力・訂正ができます。
まとめて仕分ける(一括)#
- 各行の左のチェックで、対象を複数選びます。
- 上部に出る一括バーから、ステータス変更またはフォルダへ移動をまとめて適用します。
仕訳につなげる#
「仕訳する」にした証憑(請求書・領収書など)は、AI証憑取り込み で読み取り、内容を確認して仕訳化します。仕訳化すると、その資料は受信トレイで自動的に 仕訳済み になります。手作業で仕訳帳に起票した場合も、証憑をひも付ければ整理できます。